Yoko Ono talks terrorism in Paper Sky


Yoko Ono can't slow down

JOURNEYWOMAN: YOKO ONO

Roland Kelts: I feel like I’ve traveled a lot, but when I look at the many journeys you’ve taken across borders of culture, sex, politics, art and spirit- let alone time and space- I’m humbled.

Yoko Ono: The most interesting journey I have made was not the physical one, but the mental and spiritual. Right now, I am still busy making the journey. It’s not the time yet to summarize it.

R: Maybe the world is finally catching on to your spiritual journey. They are cheering your work in the East and in the West. I’ve heard that you will be featured in the upcoming Shanghai Biennale.

Y: So I’ve heard.

R: But for so many years, you were battling the world’s stereotypes: of women, of Asians, and as John Lennon’s wife. Do you feel that this latest embrace of you and your work is more genuine and complete?

Y: I won’t go that far to say that it is genuine and complete. What are you saying?! As you know, nothing is ever totally genuine or complete.

R: Ah, yes. Nothing is. But you are no longer so easily identified as an “outsider,” and that may pose new challenges.

Y: It may.

R: Leaving Japan and living in Ameirca made you a cultural and racial outsider, at least in the early years.

Y: I have never left Japan. Nor have I decided to limit myself to living in the US. In my mind I live in all the places I’ve been and not been to.

R: When you spoke at the Japan Society in New York a few years ago, you said that you visited Japan frequently and found the culture changing in a healthy way.

Y: It is changing into a more open society, where people are not afraid to speak out. That’s beautiful..." [more @ Paper Sky]

JP version:

旅の女 オノ・ヨーコ

オノ・ヨーコについて我々が抱くイメージは2つ。一つは、気まぐれで自由奔放な一面、もうひとつはミステリアスな一面。アーティスト、また活動家として、自身の内面を大胆な身振りを交えて包み隠さず語るかと思えば、まるで彼女のトレードマークであるサングラスの奥に消え去ってしまったかのように意識的に物事を曖昧にすることもある。これは、特に想像力の欠如した相手と対峙したときに起こる特徴だ。ヨーコは、これまで彼女に対する辛らつな批判と立ち向かってきた。そして、誰もが彼女の存在を否定しなかったのだ。彼女自身が制定したピース・プライズの授与を行なうことになっているロンドンまで、彼女を追い掛けた

ローランド・ケルツ(以下R):僕自身、これまで本当に沢山旅をしてきたと思うんですが、ヨーコさんが今まで経験されてきた、文化や性別、アート、そして精神的なものの領域さえも越えた旅を考えると・・・時間や場所は別にしてですが、なんだか僕の旅の経験なんて、たいしたことではないなぁなんて思うんです。

オノ・ヨーコ(以下Y):私にとって一番興味をそそられた旅は実質的な旅行ではなくて、精神的でスピリチュアルな旅です。今まさにこの時も、私は旅を続けているのです。まだ、この度を集約して、かいつまんでお話する時期ではありませんが。

R:おそらく、ようやくみんながあなたの精神的な旅の領域に追いついてきたのだと思います。アジアでも欧米でも、あなたの作品は賞賛されています。今度の上海ビエンナーレでは、特集が組まれるそうですね。

Y:ええ、そのように聞きました。

R:でも何年もの間、あなたは社会のステレオタイプ的なものと戦ってきましたよね、たとえば女性、アジア人、それとジョン・レノンの妻として人々が抱く概念に対しても。最近のあなた自身、及びあなたの作品が受け入れられている事実は、疑いようもなく明白な真実であるとお考えですか。

Y:疑いもなく明白だなんて、そこまではいいませんが… 疑いようもない明白なものなんてこの世に存在しないでしょう。

R:ああ、そうですね… そんなものはありませんね。でも、いまあなたはもはやアウトサイダー的な存在ではないと思うんです。その事実について、今後何か新たな展開が起こるのではないかと思っているのですが。

Y:そうかもしれませんね。

R:日本を後にしてアメリカで暮らすということは、少なくとも最初の数年間は、文化的にも日本人としてもあなたをアウトサイダーにしたと思うのですが。

Y:私は日本を後にしたとは考えておりません。同時に、自分自身、アメリカで暮らしていくと決意したわけでもないのです、私は、今まで行ったすべての場所、また今まで一度もいったことが無い場所でも暮らしているという感覚でいます。

R:2、3年前、ニューヨークの日本協会でお話をされたときあなたは、度々日本を訪れて、そのたびごとに彼の地の文化が健全な方向に変化してきている、とおっしゃっていました。

Y:ええ。どんどん解放された社会に変化していると思っています。みんなが自分の意見を躊躇せずに言える環境に。素晴らしいことです。[more @ Paper Sky]

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